相模大野駅周辺の検証 2012.02.09



車椅子の目線で見ると、普段何気なく過ごしている街が、車椅子にとってはとても快適とは言えない環境だと気付かされます。今回は相模大野駅近郊を検証しました。


小田急線/相模大野駅周辺の
検証をして見ました!
先ずは…
相模大野の中央改札口を出て検証開始です。


相模大野駅はゆったりとしていて、広々とした作りで車椅子で快適移動が出来ます。
先ずは、メインストリート北口に向かって見ましょう。

正面に見えるのは、相模大野MORE'S(モアーズ)です。
こちらのビルには「ごちそうパラダイス」と言って美味しいお店が沢山あるんです。
検証の前に、ちょっと腹ごしらえでも…。

あれ?階段だ!
どうやってMORE'Sに入れば良いんだろう?

先に進めばスロープが有るかな~?

あれ~スロープが無い!?
相模大野の駅に繋がってるビルなのに~!
これでは車椅子利用者だけじゃなく、お年寄りの手押し車や乳母車もビルに入れません!

検証の結果・・・
モアーズに車椅子で入店するには、ぐるっと遠回りして行かなきゃ駄目でした~(>_<)

気を取り直して…相模大野駅中央改札口の正面に在る相模大野ステーションスクエアに入り南口に降りて見ました。

ところが…なんて重たい扉なんだ!
風が強い日なんか一人で開けるのは大変だ~!

力を振り絞り、ようやく南口の1Fから外に出ました~。

南口は、北口に比べたら人影も少なくのんびり検証が出来そうです…

あれ!?
スロープの前に標識が…。
このスロープは、どうやって使えば良いんでしょ??
痩せてる人限定のスロープかな~?
ダイエットしなきゃ~(^-^;

続いては、歩道の検証~♪
この斜めの歩道って案外危険なんですよ~
バランスを崩すと車道に倒れそうです…。

この斜めの感じは力が入り難く、結果大変なんですよ~(^-^;
現にボクは転んで車道に転げ落ちたこともあるんです。ボクの不注意だから仕方ありませんよね(^-^)v

今度は車道を走って見ましょ~。
車椅子では、通常歩道を走りますが、歩道にはいろいろ障害物もあるので…
車道を走っちゃいましょ~。

・・・あれ?キャスターが・・・!

下水道の網のフタにはまっちゃいました!!
このフタの作り間違って無いのかな~?
フタの網目が横になるだけでもキャスターがはまらずに済むのにな~。
車道だから良いのかな~?

ちょっと疲れたのでティータイムでも・・・!

このドアもまた重たいな~(^-^;
入り口の前がスロープになっていて、その先に重いガラスドア・・・。
入るのが大変だ~(^-^;

お店を出る時もちょっと大変~。
でも・・・、
「検証させていただいて良いですか?」ってお店の店長さんに聞いたら、気持ち良く「良いですよ」って言ってくれて、店長さんは「どうしら車椅子の方が入り安くなりますか?」って聞いてくれました~!
これって心のバリアフリーですよね(^-^)v

さてさて・・・
そろそろトイレに行かないと~(^-^;
車椅子だと多機能トイレしか使え無いんですよね。
広いスペースに手すりも有って、多機能トイレの設置には感謝するばかりです。

でも・・・ちょっと残念なことも~(^-^;
トイレの座面の高さって案外大切なんですよ~。
身長や体型の関係もあるけど、基本的に座面が低いと車椅子に戻るの大変なんです(^-^;
座面が上下すれば良いのにな~♪

さーて、今日の検証も終わったし、お疲れ様のビールでも飲みましょか~!
ここは某居酒屋チェーンのお店ですが・・・。
エレベーターで上がった4Fにお店が在り、入り口は自動ドアでバリアフリーになっていて入店がしやすいんです。
何よりテーブルの作りが良いんです。高さや奥行きなど、車椅子のボクでも安心して飲食を楽しめます!


今日は、相模大野駅近辺のほんの一部を検証しましたが…
こんな感じで車椅子の目線から住みやすい環境作りを検証して行きたいと思っています。

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【光れ!はばたけ!】



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サイレントフットは東京ヴェルディOB会と共に、サッカーJ2リーグの1dayマッチ『サイレントフット・チャレンジドマッチ』を開催いたしました。 私たちはこの試合を通して、チャレンジド(障がい者)たちの心に勇気と希望を与えます!


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チャレンジドマッチの開催に併せて、ダウン症の書家・金澤翔子さんに「勇気」の書を書き下ろしていただきました。
サイレントフットは、金澤翔子さんの活躍を応援しています!


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命の大切さ・勇気・希望を観る人たちに感じて頂きたいと言う思いから始まった「障がい者アート展」。1週間の開催期間に、340人を越える皆さまにご来場いただきました。
今回は車椅子の画家・赤瀬晴久さんの絵(原画)を中心に開催いたしました。